行事報告

秋季大祭が2日間にわたり挙行

2023年10月13日

 

 秋季大祭の祭典が10月7日(近県教会対象)、8日(遠方教会対象)の2日間にわたり挙行された。


 7日の祭典開式前には、親愛教会太鼓部が百年太鼓「来光(らいこう)」を披露。

 教主様の入席に続き、献上祭員により献上の儀が執り行われ、献花、献饌(せん)、献茶が真殿にささげられた。

 そののち、教主様が祭主となり一同でおつとめを執り行った。

 7日は小坂匡弥理事長、8日は山川喜久子副理事長が、大祭に多くの信者が集った事へ感謝の挨拶を行った。

 教主様から「教典390項」の御親教があり、

 「人間の働きというものは、人の役に立たさせていただくという使命があります。

  その働きは目的があり、その目的に向かって動いていく。ここに働きの意義がある訳でございます。

  多くの人々のお役に立たせていただく働き、み教えにある『世の中の道具』になるのですね。

  辛抱は自分の目的のために、好きなことのために耐え忍ぶことなんです。

  よく似た言葉に『我慢』という言葉がございますが、嫌なことをただ耐え忍ぶのが我慢なんです。

  我慢の中には不満が生まれ、辛抱の中には希望が生まれます。

  辛抱はいずれ実りのある時がきっとまいります。

  自分の強い信念と意志力によって、目指す目的に向かっていかなければならないんです。

  辛抱があってこそ今の喜びがある。

  私たちは今、甘えすぎていないか、自問自答していただきたいと思います。

  もっと御教祖様や先達の先生方の心を汲ませていただきましょう。

  一生懸命に頑張り、行じていかなければならない、と改めて心に念じております」と説かれた。


 「佳き日の歌」を斉唱、教団基本方針を奉唱し、教主様の退席をもって祭典は納められた。

 


まと霊符納札祭が執り行われる

 10月7日、及び8日の午前10時30分より霊園お火たき所で「まと霊符納札祭」が執り行われた。

 教主様が入席し、信者各家をご守護いただいたことを感謝する祭文を奏上。

 教主様の火入れに続き、自覚反省懴悔(ざんげ)文、般若心経が唱えられる中、御教祖様の「み霊代(たましろ)」である

「まと霊符」が、参列者の手によってお火たき炉に納札された。


 教主様は御親教で、信者の各家庭を一年間お守り下さった「まと霊符」を一同で納札できたことに感謝され、

 「大御親様、御教祖様、ご先祖様はいつも私たちを見守ってくださっています。

  そして大難を小難に、小難を無難へとお導きくださっているのだと思います。

  『神仏あるないの判じる意味 行いにて知ること 判じることなり』。

  神仏のお守りに感謝申し上げ、生かされている喜びを、多くの方々にお伝えしていきましょう」と説かれた。

小坂理事長のあいさつ(10月7日)
山川副理事長のあいさつ(10月8日)
「辛抱は実を結ぶ」と説かれる教主様
まと霊符納札祭に集う参拝者
霊符への感謝を説かれる教主様