行事報告

8月4日(日)平和祈願祭・8月例月祭を開催

2019年8月5日

 

 

 

8月4日(日)平和祈願祭・8月例月祭 

 

■平和祈願の日に慰霊と恒久平和を願う

 8月6日、広島に世界で初めて原子爆弾が投下された。この日を本教では「平和祈願の日」と定めている。今年は、8月4日に「平和祈願祭・8月例月祭」として慰霊と平和を願う祭典行事が執り行われた。

 この式典に先立ち3日、霊園の参道に、「信者が心静かに現在の平和に感謝し、多くの人々の幸せにも祈りをささげていただきたい」と平和の灯火が夜の「お火たき祭」にあわせて設置された。竹筒から漏れ光る幻想的なとぼしびに参拝者は足を止めていた。

 翌4日には、広島に原爆投下された8時15分に合わせて教主様、令室様のご参列のもと、全戦争犠牲者への黙祷がささげられ、慰霊と絶対非戦の願いを込めたおつとめが行われた。

 

■平和祈願・8月例月祭

 平和祈願祭・8月例月祭は、12時30分から本殿礼拝所で執り行われた。おつとめに先立ち、戦没者のみ霊に慰霊の誠をささげ、世界恒久平和実現を祈る折り鶴が、恵主様、寛稀様、誉喜様、章子様、中村史郎理事長によって真殿前に献上された。

 おつとめが始まり、祭主をおつとめになる教主様が、全戦争犠牲者への慰霊と絶対非戦を誓い、世界の恒久平和を真に願い祭文を奏上された。

 続いて自覚反省懴悔文が唱え始められると、信者によって真殿舞台前に設置された特設献上台に折り鶴献上が行われた。

 続いて、今年、90歳になられる氷上教会の稲場雅さんが、三重海軍航空隊に配属され、終戦時には神風特攻隊員として生死の間で戦われたご自身の戦争体験を場内スクリーンに映し出される写真と共に発表された。参拝者は、戦争の怖さと平和の大切さを心からかみしめた。

 

■第128回布教師養成講習会

 7月20日~8月3日までの15日間にわたり、第128回布教師養成講習会が開講され、10名が受講した。

 受講生は、力リキュラムに沿ってみ教えや教団の沿革について学び、また本殿でのおつとめ導師を体験。陰の行に努め、修法の研究では互いの自覚反省懴悔と霊性の練磨を行い布教師となる基礎を身につけた。

 全員が合格し布教師となり、8月例月祭において教主様から1人ずつ資格証が授与された。